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ガイドレクチャーとして藤野武彦九州大学名誉教授に大人のみならず子ども達にも“脳疲労”が増えてきているという現状と、その脳疲労解消法となるBOOCS(ブックス)理論を用いて行った治療での科学的データを基に、元気になった不登校児たちの回復のプロセス、そしてそこから見えてきたことをお話し頂きました。その理論に基づいて、不登校となった中学生(卒園児)の受け入れ支援を行なったふたば幼稚園の取り組みと、不登校(高校)となった我が子が自立していくまでの親子の葛藤とその親子関係の変化を体験者(母親)にお話し頂きました。

参加者の声
分科会には医療における「脳疲労」という言葉に関心をもって募集人数の40名の参加があり、不登校児という問題をどのように捉え、どのような対応していけばよいかと悩み続ける関係者の方々にとって、従来と異なる視点とBOOCSという具体的な入り口を示す話に希望を見出したとの感想を多く頂きました。又、本気で自ら学びたいという5名の希望者を受けて「脳疲労解消セミナー」を1週間後に行いました。全員のお母様方から不登校児である我が子の置かれている実情に目を向け改めて深い理解を示され、「初めて気持ちが楽になりました」という感想を頂きました。

分科会から見えてきたもの
不登校児をお持ちのご父兄の多くは子どもが学校に行きたくても行けない背景に、何があるかということに気付いておられません。その為単なる怠けとして捉え子ども達を責めつつ、又ご自分をも責めて、共に「脳疲労」という負のスパイラルに入り込んでいる様子が伺えました。その連鎖を断ち切るためには、子供を見守る力を持つ事、そのためにも、まず親自身が元気になりることから始める。このことに気付いて頂くことです。方向性が見えてこそ「信じて待つ力」も湧いてきます。